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日本が中国に負けるってホント?
2010年10月15日(金曜日) 07:10

最近中国が日本のGDPを抜いたという話を聞くことがあります。確かにそうなの
でしょう。中国やインドなど新興国の力はすごいものがあります。しかし中国が
日本のGDPを抜いたからといって日本が破綻するわけではありません。



なぜなら中国がGDPをこれだけ伸ばすことが出来たのも、日本が中国に輸出をし
ているからです。よって現在の不況が過ぎれば、日本の中国に対する輸出がもっ
と増えることになります。そうなることで日本の景気は回復傾向に向かうのです。



実はこの傾向は韓国、台湾に対する貿易黒字と同じです。日本はここ数年対韓国、
対台湾から毎年三兆円前後の貿易黒字を稼いでいます。よって中国がこのまま経
済成長していけば、対韓国、対台湾と同じように膨大な貿易黒字を稼ぐことがで
きるようになります。『デフレの正体』には次のように書かれています。



「仮に今後中国が上手く発展できれば、先に産業を発展させてきた韓国や台湾の
状況に近づいていく。そのおかげで日本はますます儲かる」(p44)



そもそも中国のGDPが日本を抜くのは当り前です。なぜなら中国の人口は日本の
人口の10倍以上だからです。むしろ抜いていないほうがおかしいのです。ですか
ら「中国にGDPで抜かれたからもう日本はダメだ・・・」というのではなく、中
国の発展からどうやって日本が儲けるのかを考えるべきです。



今回は少し投資と関係がありませんが、このようなことを考えながら投資をする
こともたまには必要です。特に新興国の成長に関しては面白い点がたくさんあり
ますので、是非勉強してみてください。


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