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2011年10月26日(水曜日) 08:00 |
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株式投資では損切りというものを薦められることがあります。例えば購入時より も10%値が下がったら売ってしまうということです。これはさらなる損失を避け るためであり、最近では自動的に損切りをしてくれるツールもあります。
ではバランスファンドのような投資信託でも損切りを行ったほうが良いのでしょ うか?
結論から言うと私は投資信託に関しては損切りをするべきではないと思っていま す。なぜなら投資信託の場合価格が決まるのは1日1回で、注文を出した日の市場 が終了したときだからです。(海外資産に投資する投信は翌営業日)
FPの深野康彦さんは「上場投資信託(ETF)以外の投信は、そもそも損切りなど の機動的な売買に向かない」と指摘しています。
「基準価格が決まるのは1日1回だけ。売買の価格を指定する指し値注文ができず、 売却や解約の注文を出すときに売値がわからない。例えば10%下がったら損切り しようと思っても、発注後、さらに相場が下落すれば、損失が予想外に広がる。 分配金や信託報酬を勘案すると、利益や損失が厳密にいくらになったからわかり にくいと感じる人も多い」(『日本経済新聞』2011年10月19日)
そもそも投資信託は短期間に売買を繰り返すために作られている商品ではありま せん。基本的に10年単位で長期的に保有するために作られています。よって基準 価格が決まるのは1日1回という粗い単位ですし、指値注文や損切りなども必要な いのです。
単に投資信託が人気があるからといって使い方もわからずに購入するのは不幸な 結果を招きます。それぞれの投資方法に適切な商品を選択できるよう、しっかり と勉強しましょう。
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