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2012年2月02日(木曜日) 07:45 |
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「システマチックリスク」とは、「株式市場全体が変動し、また全部の株式が少 なくともある程度は一緒に動く傾向があることから生まれるリスク」(『ウォー ル街のランダムウォーカー』p270)のことです。
例えば先日の東北大震災の際には、日本企業の株式が並んで値を下げました。こ れはそれぞれ企業が何かを発表したわけでもなく、日本に対しての信頼が下がっ たから値が下がったのです。よってこのような場合にはいくら日本国内に分散投 資をしていても、値下がりするというリスクは避けることができません。
一般的に「システマチックリスク」は分散投資によっても避けることができない リスクと呼ばれています。震災の時のように、もしくはリーマンショックの時の ように市場全体が値下がりするときには、同時に値下がりせざるを得ないのです。
しかしこれも資産の種類を変えれば多少は軽減することができます。例えばリー マンショックの時には全世界同時株安となりましたが、そのときに債券を保有し ていたらどうだったでしょうか。またREITを保有していたらどうだったでしょう か。いろいろな資産に分散しておくと、「システマチックリスク」も多少軽減す ることができます。
ちなみに「システマチックリスク」を計る際にβ(ベータ)を使うことがありま す。一般的に日経平均などの市場平均を1として、β(ベータ)が2であれば市場 が10%上がった時に20%値が上昇します。逆にβ(ベータ)が0.5の場合は、市場 が10%下がると値が5%下がります。プロはβ(ベータ)が高い銘柄を攻撃的(ア グレッシブ)な銘柄と呼び、β(ベータ)が低い銘柄を防御的(ディフェンシブ) な銘柄と呼びます。
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