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2012年1月02日(月曜日) 10:53 |
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多くの人は企業の財務諸表、バランスシートなどを見れば、今企業がどのような 状況なのかがわかると思っているかもしれません。確かにその可能性はあるので すが、必ずしもそうも言ってられないのが難しいところです。
なぜなら企業が必ずしも正しい数値を公表しているかはわからないからです。企 業は自社の株価を上げるためにいろいろなことをします。もちろんそれが法の範 囲内であれば良いのですが、ごくたまにその範囲を超えてしまう場合があります。
「1990年代から2000年代初めにかけて、企業の会計数値の操作はさらに一般化し たように思われる。経営破たんに瀕したハイテク・ドット・コムにとどまらず、老 舗のブルーチップ企業の多くも、好評利益を水増しするためにいかがわしい会計 操作に手を染め、投資家を惑わせたのだ」(『ウォール街のランダムウォーカー』 p218)
これは日本企業でも起こっていることではないでしょうか。少し前はヒルズ族の ある企業が会計操作で不正をしましたし、つい最近は大手老舗企業が同じような ことで不正をしました。そしてどちらの株式もどん底まで落ちてしまったのです。
個別株式に投資をすると一晩で株式が紙くずになるリスクがあります。いかに安 定していそうな企業でも、何かトラブルがあると一気に株価を下げてしまうので す。特に日本のような先進国ではそのニュースが一気に広まりますので、ニュー スを知ったあとから売ろうとしてもすでに遅いです。
法に引っかからなくてもこれに近い会計捜査は日常茶飯事に行われています。法 律にはやはりグレーの部分があるので、どの企業も多少は同じようなことをして いる可能性が高いのです。そうなると財務諸表、バランスシートがどこまで正し いのかどうかはわからなくなります。
個人投資家は一つの企業を全面的に信頼してはいけません。あくまでもいろいろ な企業に分散投資をしてリスクを分散させておくべきです。その意味でも多くの 企業の株式、債券に分散投資できるバランスファンドは強みがあると思っていま す。
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